式典での挨拶

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令和3年度 3学期始業式 式辞

最終更新日 [2022年4月7日]  

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 おはようございます。

 まずは、冬休みも終わり、大きな事故もなく、皆さんの元気な顔を見ることができ、大変うれしく思っています。
 2022年新たな年を迎え7日が経ちました。改めて、新年、明けましておめでとうございます。
 ここ数日、新型コロナウイルス感染症のオミクロン株の急速な感染拡大が毎日報道され、新型コロナウイルス感染症収束の兆しは、未だ見えません。第6波に入ってきているとの指摘もあり、今後しばらくは我慢する場面や、気の休まらない日々が続きますが、安全で安心できる学校生活、社会生活の維持、そして自分や家族、周囲の人たちの将来のためにも、新型コロナウイルス感染症拡大防止に向けた基本的な感染対策の徹底を、引き続きお願いします。

 さて、新たな年が始まりましたが、「今年の目標」をしっかり立てることができましたか。
 2学期の終業式の折に、『自分にできる範囲はこれくらいだ』と自分の線を自分で決める傾向があるということを、「とらわ・れる」(囚わ・れる)という「人」という漢字を四角い枠で囲む画像を出して、自分の限界をこの四角い枠を勝手につくっているのではないか、だから、まずこの枠を取っ払って、失敗を恐れずに目標に挑戦して、叶える努力をしてくださいとお願いしました。

 皆さんには、早く正月気分を一掃して、新しい年の目標を見つけ、人生設計を描き、その目標実現に向けて、努力を続けて欲しいと思います。

 「天才とは、努力を継続できる才能である」と言われます。何事も続ければ、面白くなる、面白くなれば続けることができ、それが実力となり、生きる力につながります。人生には伸びる時期が必ずあります。その時に鍛えることが大切です。その時期の1つが、今この高校時代であり、自分を鍛え伸ばさなかったら、後からきっと後悔することになります。
 今後、社会はめまぐるしく変化をしていきます。今後、10年から20年で49%の職業が機械に代替される可能性や、65%の人たちは、今は存在していない職業に就くだろうとアメリカの研究者が予測しています。

 「今さら」とあきらめるか、「今から」と決断するのか、「今なら」と行動するのか、今、君たちの心には、どの「今」があるでしょうか。自分の人生は、自分で判断して、行動し、創るしかない ということを決して忘れないでください。

 3学期は、それぞれの学年の総仕上げとなる大切な学期です。
 特に、3年生の皆さんは、高校生活の総仕上げです。卒業を間近に控え、有終の美を飾るためにも、最後の高校生活をどう過ごすのかが大切になってきます。4月からの新しい生活に向け、悔いの残らないように「今」を大切に高校生活を送ってください。

 1、2年生は、まず進級すること。そして自分の進路を決める大切な年であり、自分の将来を真剣に考え行動を起こしてください。夢や目標の実現に向けて、「今」を大切に、全力で取り組んで欲しいと思います。

 最後に今年は十干十二支(じっかん じゅうにし)でいえば、寅年の中でも「壬寅」(みずのえ とら)にあたります。「壬」(みずのえ)とは”新しい生命の誕生”「寅」“春が来て、草木(くさき)が成長する”というような意味をもつそうです。

 2022年が「新たな始まり」や「成長」の年になることを祈念して、令和3年度3学期の始業式の式辞とします。
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