式典での挨拶

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令和3年度 3学期終業式 式辞

最終更新日 [2022年4月7日]  

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 おはようございます。

 1年がたつのは、早いもので、今日で令和3年度が終了します。
 今年度も、結果的には新型コロナウイルス感染症に振り回された1年となりました。
 昨年の5月から2か月間、緊急事態宣言やまん延防止等重点措置が適用された第4波、2学期が、始まってすぐの8月から9月にかけて、緊急事態宣言が発令された第5波 その後、いったんは落ち着くかに見えたものの、年明け1月からオミクロン株の流行による第6波と 今年1年間を通して、時差登校、短縮授業、学校行事の中止や変更、部活動の禁止といった教育活動全体を自粛せざる負えませんでした。2年前、ここまで影響がでるとは、誰もが想像もしていなかったことであり、未だに感染症の収束は見えない状況です。
 確かにこの新型コロナウイルス感染拡大は、皆さんの高校生活に大きな影を落としましたが、皆さんはやるべきことをしっかりとやり、大きな事故もなく無事に、令和3年度の終業式の日を迎えることができたことは、校長として嬉しく思っています。
 しかし、感染者数は減少傾向にはあるものの、まだまだ、予断を許さない状況であり、今日も生徒全員が一同に会することができず、2年生はリモート形式となりました。引き続き、基本的な感染対策を行いながら、来年度はできるかぎり、君たちが様々なことにチャレンジできる環境を作っていきたいと思います。

 それでは3学期の終業式という今年度、最後の節目にあたり、一人ひとりがこの一年間を振り返り、自己反省や自己評価をしてもらうために、君たちが頑張っていた姿を学校行事を中心に、画像としてまとめてもらいましたので、是非、見てください。
 では、1年生は後ろを向いてください。お願いします。

 まずは、映像を作成してくれた先生方に、感謝の気持ちとして、拍手を送りたいと思います。先生方、ありがとうございました。

 生徒の皆さんは、映像を見て、どう感じましたか。私が思うには、君たち、1、2年生は、コロナ禍で思っていたように活動はできなかったものの、我慢することやその時々の状況を考え、判断し「今、できる何か」を創造することにおいて、とても成長したのではないかと思います。
 
 また、本日は令和4年度入学者選抜試験の合格発表がありました。1年生の皆さんは、1年前、2年生の皆さんは2年前のあの日、高校生になるという喜びや希望にあふれていたのではないかと思います。今一度、あの時の気持ちを思い出してください。私がこの1年間を通して、君たちにお願いしてきたことは、「目標を決めて、行動することの大切さ」です。それも、人から言われるのではなく、自分自身の判断でと。
高校時代の今こそ 今しか できないものがあるはずです。「どうせ無理とあきらめないでください」「チャレンジしてください」 「きっと何かがかわる」はずです。

「成功の反対は失敗ではなく、挑戦しないこと」です。

 いよいよ二週間もすれば、新たな年度が始まります。
 進路実現も学習や部活動の成果も、1日でも早く、取り掛かった人が有利になることは間違いありません。
 2年生は就職試験解禁の9月16日まで6ヶ月を切りました。まだ180日あると思うか、180日しかないと思うかは、それは君たち次第です。進学試験も同様です。心(こころ)して4月を迎えてもらいたいと思います。
 1年生も、まだまだ時間があると思わないでください。35ヶ月ある高校生活の12ヶ月が終わろうとしています。残り23ヶ月です。さらなる高みへの挑戦を期待します。

 そして、4月6日からの新学期が、良いスタートが切れるように、明日から始まる春休みを 事故やケガなく、有意義な春休みになること願って、令和3年度 3学期の終業式の式辞とします。

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