6月24日(木)から29日(火)まで、令和3年度初めての定期考査が行なわれました。
昨日、職員室前で勉強していた1年生の生徒に「テストの出来はどう?」と尋ねると、「はい、できました」と女子生徒が即答、横の男子生徒にも声をかけると、こちらも「できました」「明日が最後なので、頑張っています。」との声。自分は「できた」と肯定的な表現できることに嬉しく思うと同時に表情、返事も明るく頼もしく感じました。
その後も、放課後には職員室前で何名かの生徒が机に向かって勉強している姿をみかけましたが、「チャレンジしているんだな~」とうれしくなりました。
本校は今年度より、定期考査について、「中間考査」をやめて、学期末の「期末考査」のみ実施し、年3回の考査としました。
今までは、「中間考査」を多くの行事の合間を縫って実施していたため、授業進度においてかなり窮屈なものとなっていました。定期考査を減らした分、余裕をもって授業を実施できるとともに、評価についても、単元別の小テストや、提出物、日ごろの授業に取り組む姿勢なども評価に組み入れることによって、「まとめて学習する」から「日常的に学習していく」といった日頃からの学習習慣の定着につながるようにしたかったからです。
今後、社会に出れば、様々な問題を主体的に、創造力を持って、解決する力が求められます。そうした社会を生き抜く力を育てるためにも、試験のための学びだけでなく、生徒が主体的、対話的な学びができるように、学びの質を高める授業改善に取り組んでいきたいと思います。 |
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