福岡県では、まん延防止等重点措置が11日に解除されました。感染者数は減少傾向にはありますが、まだまだ予断を許さない状況にありますので、引き続き基本的な感染対策の徹底をお願いします。 さて、夏休みまで残すところ、あと1週間となりました。最近授業見学をしていても、生徒は集中力を欠かさずに授業に臨んでいます。先日も授業参観された外部の方から、「整然とした中に、和やかな雰囲気があってとてもいいですね」というお言葉をいただきました。私も同じように感じましたが、同時に今学期は緊急事態宣言やまん延防止等重点措置も出され、予定していた行事等も延期、中止を余儀なくされ、生徒たちにとって成長する機会が減ったことについては大変残念にも思っています。 どんなに感染対策をとっても感染リスクを0にすることはできません。 5月下旬以降、地域でも感染者が増え、いつ感染者が出てもおかしくない状況でしたが、幸い休校措置等をせずに教育活動ができました。 これも毎朝の健康観察、登校時の手洗い、マスク着用やこまめな消毒などに生徒がよく取り組んでくれたこと、保護者の方々が家庭での感染対策を徹底していただき、連絡を密にしていただいたこと、そして、先生方がクラスや教科、部活動において、感染対策の徹底を行っていただいたおかげだと思っています。ありがとうございます。
しかし、このような状況下において、私が生徒たちの頑張りを特に感じることが出来たものが、6月17日に実施された生徒総会に向けた取組みです。 「筑豊生にできるSDGsにつながる取り組みを考えよう」という趣旨で活動テーマを決めたいという生徒会から強い要望があり、生徒会自らが企画運営して、生徒会役員が講師となり学習会を実施し、クラス別に討議し、生徒総会が開催されたことは、本校の目指している自主性 創造力 課題解決能力の育成の観点において、より高みを見据えた教育活動を展開する1つの契機となったと思います。 生徒たちの成長の芽は無限にあります。「失敗してもいいから、まずは、やってみること」 まさにそれこそがチャレンジだと思います。
2学期は感染状況が落ち着いていくことを願っていますが、できるかぎり生徒たちが様々なことにチャレンジできる教育活動環境を作っていきたいと思います。
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