昨年度から卒業前の３年生に対して「生徒の未来を考えるプロジェクト」の総まとめの活動を実施しており、スピーチ活動を通して、自分の３年間の高校生活を振り返り、積み重ねてきた自分と向き合うための機会を設定しています。私も２回程度、生徒たちの堂々と自信をもってスピーチをしている姿を見ることができました。
卒業生たちはスピーチの中で、挨拶の大切さ・時間感覚・信頼・自信・感謝・成長・努力・思いやり・新たな学び・人とのつながり・コミュニケーション力・団結力・協力・やり遂げる大切さ・友人の大切さ等、成長した自分自身を様々な言葉を使って、３年間の想いを言葉にして伝えてくれていました。
特に、周囲への「感謝」の気持ちを口にする生徒が、とても多いことに大変感激しました。 コロナ禍を経験してきた生徒たちだからこそ、日常の「あたりまえ」の学校生活、授業、部活動、毎日作ってもらったお弁当、友人との語らい、すべての「あたりまえ」の出来事に、「感謝」の気持ちをもてるようになったのではないでしょうか。
これからは人と協力して、物事を解決することがますます重要な時代になります。何事も一人ではできません。周囲に「感謝」する心を忘れることなく、人との絆を大切にして、共に歩むという姿勢で前に進んでいってほしいと願います。
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