みなさん！新年明けましておめでとうございます。 いつも筑豊高校ホームページをご覧いただき有り難うございます。
本校においては先日1月6日に全校生徒、全職員が一同を介して、未だコロナ禍ではありますが感染防止対策を万全に講じた上で体育館において第三学期の始業式を実施いたしました。式辞では今は亡き私自身の両親の話を実例として、どんなに苦しくても辛くても、「自らの人生、幸せとは自らの力で切り拓いていくしかない」「目の前にある可能性とチャンスを見極め最後まで諦めずに何事にもチャレンジして欲しい」と生徒へ伝えました。
職員へ対しての念頭の挨拶では「生徒の幸せ、先生方の益々のご活躍とご健勝ならびに本校が慶びに満ち溢れた一年になるよう願っています。」とお話をいたしました。早速ではありますがとても喜ばしいお話を紹介いたします。本校の主幹教諭 佐々木幹雄先生におかれましては、これまでの教育活動が高く評価され「令和4年度福岡県公立学校優秀教職員表彰」「令和4年度文部科学大臣優秀教職員表彰」2部門において表彰されたことをご報告いたします。佐々木主幹教諭の弛まぬ努力と教育実践の積み重ねの成果であることは当然のこと、本校職員が一体となって教育活動に携わっている賜物であると同時に保護者や地域社会の皆様のおかげであるものとこの場をおかりしてお礼申し上げます。
さて、ロシアによるウクライナへの侵攻が始まり来月で一年になります。いまだ戦禍にあるウクライナ情勢はもはや遠い国の話ではありません。クリスマスや新年を笑顔で過ごすべき人々が「戦争」という愚かな環境下で生活を強いられていることに対して悲しみと怒りを強く覚えます。戦争がなくなり、どうかこの一年が穏やかな年であるよう、世界平和と我が国の安寧を心から願うばかりです。昨年のことばとして清水寺で発表された「戦」という言葉が、今年は是非とも「慶」「幸」といった類いのことばで発表される一年になることを願っています。
本年も筑豊高校は全校生徒、全職員が力を合わせて地域が誇れる学校づくりを目指して頑張ってまいります。本年も何卒、本校をよろしくお願いいたします。
令和５年１月 初春 校長 杉野 晴一
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